海外旅行中にGoogleマップや翻訳アプリを使うためには、スマートフォンの通信環境を準備しておかなければなりません。
しかし、海外用Wi-Fiルーターは受け取りや返却が必要で、旅行中も端末を持ち歩くことになります。
そこで候補となるのが、スマートフォンだけで海外通信を利用できる「eSIM-san(イーシムさん)」です。
eSIM-sanは、SIMカードの差し替えや専用アプリのインストールが不要な海外旅行向けeSIM。購入後に送られてくる情報を使って設定すれば、現地でスマートフォンによるデータ通信を利用できます。
ただし、初めてeSIMを利用する人は、
「本当に海外でつながるの?」
「設定が難しくないか心配」
「どのプランを選べばいい?」
と不安に感じるのではないでしょうか。
この記事では、eSIM-sanの評判・口コミを調査し、メリットやデメリット、対応機種、設定方法まで詳しく解説します。
海外旅行で使う通信サービスを探している人は、ぜひ参考にしてください。eSIM-san
eSIM-san(イーシムさん)とは?

eSIM-sanは、海外旅行や海外出張で使えるプリペイド式のeSIMを販売しているサービスです。
eSIMとは、スマートフォン本体に内蔵されているSIMを利用する仕組みです。従来のSIMカードのように、小さなカードを端末へ差し込む必要がありません。
eSIM-sanの基本情報をまとめると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | eSIM-san(イーシムさん) |
| 利用目的 | 海外旅行・海外出張などのデータ通信 |
| 商品の受け取り | メール |
| 専用アプリ | 不要 |
| 初期費用 | 不要 |
| サポート | LINE・メール |
| 支払い方法 | クレジットカード・コンビニ決済 |
| 通話・SMS | 原則データ通信専用。一部に電話番号付きプランあり |
| 対応端末 | eSIM対応かつSIMロック解除済み、またはSIMフリーの端末 |
| プラン | 国・地域、日数、データ容量などから選択 |
eSIM-sanでは、韓国、台湾、タイ、アメリカ、中国、ヨーロッパ周遊など、さまざまな旅行先に対応したプランが販売されています。
料金や利用可能な日数、データ容量は渡航先によって異なるため、旅行先が決まったら公式サイトで最新プランを確認しましょう。
※料金・プランは変更される可能性があります。
eSIM-sanの良い評判・口コミ
eSIM-sanの公式サイトには、5,000件を超えるレビューが掲載されています。ただし、公式サイトに投稿された購入者レビューであり、第三者機関による調査ではない点を踏まえて参考にしましょう。
口コミでは、主に次のような点が評価されています。
設定が簡単だった
「初めてのeSIMでも設定できた」「説明を見ながら簡単に設定できた」という趣旨の口コミが見られます。
eSIM-sanでは、購入後にメールでeSIMの情報と設定案内が届きます。SIMカードの交換や専用アプリのダウンロードは必要ありません。
ただし、QRコードをスマートフォンで読み取る場合は、QRコードをパソコンやタブレットなどの別端末に表示するか、紙に印刷しておくとスムーズです。
現地でも問題なく通信できた
公式サイトの口コミには、韓国、台湾、タイ、ベトナムなどで問題なく利用できたという投稿があります。
Googleマップで現在地を確認したり、翻訳アプリで現地の言葉を調べたりする際、すぐに通信できる環境があると安心です。
ただし、通信速度や接続状況は、現地の通信環境、利用場所、時間帯、対応周波数などによって変化します。どの場所でも必ず同じ速度でつながるとは限りません。
LINEで相談できて安心だった

「現地でつながらなかったが、LINEで相談して解決できた」という趣旨の口コミも確認できます。
海外で通信トラブルが起きたとき、外国語のサポートしか利用できないと、英語に慣れていない人は困ってしまうかもしれません。
eSIM-sanでは、営業時間内にLINEやメールを通じた有人サポートを受けられます。営業時間外には、トラブルシューティングや自動応答が用意されています。
日本語で相談できる点は、初めて海外用eSIMを使う人にとって大きな安心材料でしょう。
料金が安かった
「Wi-Fiレンタルより費用を抑えられた」「コストパフォーマンスがよかった」という評価もあります。
eSIMはルーター本体の貸し出しを伴わないため、端末の受け取り・返却や送料が必要ありません。
eSIM-sanでは少容量プランから無制限プランまで用意されている国もあり、必要な容量だけを選びやすくなっています。
eSIM-sanの悪い評判・気になる口コミ
よい口コミだけでなく、利用前に確認しておきたい気になる意見もあります。
設定が少し難しかった
公式サイトには「通信は快適だったが、設定がやや難しかった」という趣旨の口コミも掲載されています。
eSIMはWi-Fiルーターの電源を入れるだけの方法とは異なり、スマートフォンでプロファイルやデータローミングを設定する必要があります。
操作に不安がある人は、出発直前ではなく、自宅に安定したWi-Fi環境があるうちに設定を進めましょう。
場所によって通信速度が遅いことがある
駅など一部の場所で通信が遅く感じたという口コミもあります。
eSIMに限らず、モバイル通信の速度は、地下、郊外、建物内、混雑した観光地などで低下する可能性があります。
また、1日あたりのデータ容量が決められたプランでは、容量超過後に速度制限がかかる場合があります。動画を長時間視聴する人は、大容量または無制限プランを検討してください。
購入後にプランを変更できない
eSIM-sanでは、申し込み後のプラン変更や利用国の追加、利用期間の延長、データ容量の変更はできません。必要な場合は、新しいプランを購入することになります。
購入前に、次の項目を必ず確認しましょう。
- 渡航先
- 旅行日数
- データ容量
- 利用開始日の数え方
- 周遊プランの対象国
- 使用するスマートフォンの対応状況
原則として電話番号は付かない
多くのプランはデータ通信専用のため、通常の電話やSMSは利用できません。
ただし、LINE、Messenger、FaceTime、Google Meetなど、データ通信を使った通話は可能です。また、国によっては電話番号付きプランも販売されています。
現地のレストランやホテルへ通常の電話をかけたい人は、電話番号付きプランの有無を確認してください。
eSIM-sanを利用する6つのメリット

1.専用アプリをインストールしなくてよい
eSIM-sanは、専用アプリをダウンロードしなくても利用できます。
アプリの会員登録や操作を増やしたくない人にとって、購入から設定までを比較的シンプルに進められる点はメリットです。
2.Wi-Fiルーターの受け取りと返却が不要
海外用Wi-Fiルーターは、空港や宅配便で受け取り、帰国後に返却する必要があります。
eSIMなら商品がメールで届くため、空港カウンターに並ぶ必要がありません。返却を忘れて延滞料金が発生する心配もありません。
3.SIMカードを差し替えなくてよい
物理SIMを交換する場合、取り出した日本のSIMカードを旅行中に保管しなければなりません。
eSIM-sanではSIMカードの差し替えが不要なので、小さなカードやSIMピンを紛失するリスクを避けられます。
4.旅行日数や通信量に合わせて選べる
国によっては、500MB、1GB、2GB、3GB、無制限など複数の容量が用意されています。
地図とメッセージの確認が中心なら少容量、SNSへの写真投稿や動画視聴が多いなら大容量というように、使い方に合わせて選択できます。
5.購入後、最短当日から利用できる
公式FAQによると、設定に必要なeSIMプロファイル情報は当日中にメールで送付され、最短で申し込み当日から利用できます。
出発直前にWi-Fiの手配を忘れていた場合にも購入できますが、設定トラブルに備えて、できるだけ余裕を持って申し込むことをおすすめします。
6.日本語のLINEサポートを利用できる
海外用eSIMでは、設定や接続に関するトラブルが起きる可能性があります。
eSIM-sanはLINEで相談できるため、海外eSIMを初めて使う人や、英語での問い合わせに不安がある人と相性のよいサービスです。
eSIM-sanのデメリットと注意点
eSIM非対応端末では使えない
eSIM-sanを利用するには、eSIM対応かつSIMロック解除済み、またはSIMフリーのスマートフォンが必要です。
電話アプリで「*#06#」と入力し、EIDが表示されるかどうかが確認方法の一つです。ただし、機種や販売された国・キャリアによって仕様が異なるため、公式の動作保証端末一覧も確認してください。
eSIM非対応を理由とする返金は受け付けていないため、購入前の確認が重要です。
一度削除したeSIMは再インストールできない
インストールしたeSIMプロファイルを誤って削除すると、再インストールできない場合があります。
設定中に「不要かもしれない」と思っても、自己判断で削除せず、LINEサポートへ問い合わせましょう。
QRコードを表示する別端末があると便利
スマートフォンに届いたQRコードを、同じスマートフォンのカメラで直接読み取ることはできません。
パソコンやタブレットにQRコードを表示する、家族のスマートフォンに転送する、紙に印刷するなどの準備をしておきましょう。
購入者都合の返品・返金は原則できない
デジタル商品という性質上、渡航先や日数を間違えた場合など、購入者都合による返品・交換・返金はできません。
公式サイトでは「使えなければ全額返金」と案内されていますが、返金には条件があります。端末非対応や設定間違いなどは対象外となる可能性があるため、購入前に必ず最新の返金条件を確認してください。
eSIM-sanはどんな人におすすめ?
eSIM-sanは、次のような人に向いています。
- 海外用Wi-Fiルーターを持ち歩きたくない人
- 空港での受け取りや返却を省きたい人
- SIMカードを交換したくない人
- 日本語でサポートを受けたい人
- 専用アプリをインストールしたくない人
- 韓国や台湾などへ短期間旅行する人
- 複数国を回る周遊旅行を予定している人
- 出発まで時間がなく、早く通信手段を用意したい人
一方、次のような人は慎重に検討しましょう。
- eSIM非対応のスマートフォンを使っている人
- スマートフォンの設定を一切したくない人
- 通常の電話やSMSを必ず使いたい人
- 複数人で1台の通信端末を常時共有したい人
- 購入後に旅行日数や渡航先が変わる可能性が高い人
設定操作に不安があり、家族全員で通信を共有したい場合は、Wi-Fiルーターのほうが使いやすいケースもあります。
eSIM-sanのデータ容量はどれを選ぶ?
必要なデータ容量の目安は、旅行中の使い方によって変わります。
| 使い方 | 容量の選び方 |
|---|---|
| メッセージ・地図・Web検索が中心 | 500MB~1GB/日 |
| SNSへの写真投稿や音楽再生も行う | 1~2GB/日 |
| 動画やビデオ通話を利用する | 2~3GB/日 |
| 容量を気にせず使いたい | 無制限プラン |
| ホテルのWi-Fiを中心に使う | 少容量プラン |
Googleマップや翻訳アプリを中心に使う場合、動画を長時間見なければ1日1GB程度でも対応しやすいでしょう。
InstagramやTikTokへの動画投稿、YouTube視聴、ビデオ通話を行う場合は、大容量または無制限プランが安心です。
なお、「無制限」と記載されていても、公平利用方針などによって一定量の使用後に速度が制限される場合があります。購入するプランの商品説明を確認してください。
eSIM-sanの購入から利用開始までの流れ

STEP1:スマートフォンが対応しているか確認する
最初に、eSIM対応端末かつSIMロック解除済みであることを確認します。
端末名が同じでも、購入した国やキャリアによってeSIMに対応していない場合があります。
STEP2:渡航先とプランを選ぶ
公式サイトで渡航先を検索し、利用日数とデータ容量を選択します。
複数の国を旅行する場合は、対象国が含まれる周遊プランを選びましょう。
STEP3:申し込みと支払いを行う
必要事項を入力して支払います。
クレジットカードだけでなく、コンビニ決済にも対応しています。
STEP4:メールでeSIMを受け取る
購入後、設定に必要な情報がメールで届きます。
メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダや受信設定を確認しましょう。
STEP5:渡航前の設定を行う
安定したWi-Fiへ接続し、メールに記載された案内に沿ってeSIMを追加します。
プランによってはQRコードの読み込み時点から利用期間が始まる場合があるため、設定するタイミングは商品説明に従ってください。
STEP6:現地到着後に回線を切り替える
現地に到着したら、購入したeSIM回線をオンにし、必要に応じてデータローミングやAPNを設定します。
日本で契約している主回線のデータローミングを誤ってオンにすると、契約内容によっては海外通信料金が発生する可能性があります。どの回線を選択しているか必ず確認しましょう。
現地でeSIM-sanがつながらないときの対処法
通信できない場合は、次の順番で確認してみましょう。
- 機内モードを一度オンにしてからオフにする
- スマートフォンを再起動する
- eSIM回線がオンになっているか確認する
- モバイルデータ通信にeSIM-sanの回線を指定する
- eSIM側のデータローミングをオンにする
- APN設定が必要なプランか確認する
- ネットワークを4GまたはLTEへ変更する
- LINEサポートへ問い合わせる
「アクティベート中」という表示が消えない場合でも、渡航前で現地回線を受信できないことが原因の場合があります。
慌ててeSIMプロファイルを削除すると再インストールできなくなる可能性があるため、削除せずにサポートへ相談してください。
海外で通信トラブルが起きたときに使える英語
現地のホテルや空港でWi-Fiを借りる必要がある場合は、次の英語表現が役立ちます。
Could I use the Wi-Fi?
Wi-Fiを使ってもよいですか?
What is the Wi-Fi password?
Wi-Fiのパスワードは何ですか?
My eSIM is not connecting.
eSIMが接続できません。
Is there free Wi-Fi available here?
ここで利用できる無料Wi-Fiはありますか?
Could you help me connect to the internet?
インターネットへの接続を手伝ってもらえますか?
旅行英会話と通信手段の両方を準備しておくと、現地でトラブルが起きた場合にも対応しやすくなります。
eSIM-sanについてよくある質問
eSIM-sanは日本国内で設定できますか?
渡航前のプロファイル設定は、日本国内で行えます。設定には安定したWi-Fi環境が必要です。
ただし、利用開始のタイミングはプランによって異なります。QRコードを読み込む前に、商品説明を確認してください。
利用期間や容量を途中で変更できますか?
購入後の期間延長や容量変更はできません。容量が不足した場合は、新しいプランを購入する必要があります。
LINEやInstagramは使えますか?
データ通信がつながっていれば、LINEやInstagramなどのインターネットを利用するアプリを使用できます。
ただし、国の通信規制やアプリ側の仕様によって利用できない可能性があります。特に中国旅行では、購入するプランの対応サービスを事前に確認しましょう。
電話番号は付いていますか?
基本的にはデータ通信専用で、電話番号は付いていません。一部の国では電話番号付きプランも用意されています。
テザリングはできますか?
プランによって対応状況が異なる可能性があります。商品ページの仕様を確認してください。端末や日本で契約しているキャリアの設定によって利用できない場合もあります。
いつ申し込めばよいですか?
最短で申し込み当日から利用できますが、端末確認や設定に時間がかかる可能性があります。旅行の数日前までに購入し、自宅で準備しておくと安心です。
まとめ:eSIM-sanは日本語サポートを重視する海外旅行者におすすめ
eSIM-sanは、SIMカードの交換やWi-Fiルーターの受け取り・返却をせずに、海外でデータ通信を利用できるサービスです。
専用アプリが不要で、困ったときにはLINEで日本語サポートを受けられることが特徴です。
特に、次のような人には有力な選択肢となります。
- 初めて海外用eSIMを利用する人
- 日本語で相談できるサービスを選びたい人
- 荷物を増やさず海外旅行を楽しみたい人
- 旅行日数に合ったプリペイドプランを探している人
- 出発前にオンラインで手続きを完了したい人
一方、端末がeSIMに対応しているか、SIMロックが解除されているかは、購入前に必ず確認する必要があります。
旅行先と日数、必要なデータ容量を確認したうえで、自分に合ったプランを選びましょう。
参考資料・データ参照元
本記事は、以下の公式サイトおよび公式案内を参照して作成しています。
- eSIM-san(イーシムさん)公式サイト
サービスの特徴、対応する渡航先、料金プラン、購入から利用開始までの流れを参照。
https://esim-san.jp/ - eSIM-san「よくあるご質問」
初期費用、申し込み期限、支払い方法、利用期間・容量の変更、電話・SMS、接続できない場合の対処法などを参照。
https://esim-san.jp/pages/question - eSIM-san「動作保証端末」
eSIMを利用するための条件、iPhone・Androidの対応機種、SIMロックおよび端末確認時の注意事項を参照。
https://esim-san.jp/pages/dousahoshou - eSIM-san「返金ポリシー」
返金の条件や、返金対象外となる可能性があるケースを参照。
https://esim-san.jp/pages/refund-policy - eSIM-san「韓国eSIM」
韓国向けプランの料金、利用日数、データ容量、速度制限、電話番号付きプラン、利用上の注意事項および購入者レビューを参照。
https://esim-san.jp/products/es-h-asia-southkorea - eSIM-san「ヨーロッパeSIM」
ヨーロッパ周遊プランの対象国、利用日数、データ容量および利用条件を参照。
https://esim-san.jp/products/es-h-tour-europe33 - eSIM-san「中国eSIM」
中国向けプランのデータ容量、通信方法、対応するアプリや利用上の注意事項を参照。
https://esim-san.jp/products/es-h-asia-china - Apple「eSIMについて」
iPhoneにおけるeSIMの基本的な仕組みや、デュアルSIMの利用方法を参照。
https://support.apple.com/ja-jp/109317

